年月を読む前の確認
履歴書の職歴や職務経歴書の在籍期間は、年月で整理された情報です。月単位の記載だけでは日付まで分からず、退職年月の未記入や、アルバイト・業務委託の記載省略もあります。退職と次の入社の間を、直ちに「働いていない期間」と確定しません。
当社の送客データには、本人が記入した学歴・職歴や職務経歴を含みますが、空白期間の理由を審査した項目はありません。書類の作成日と面談日が違う場合は、直近の状況が変わっていないかも確認します。
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| 書類の見え方 | まだ分からないこと | 確認の入り方 |
|---|---|---|
| 退職年月も在職中の記載もない | 在職中か、退職済みか | 「現在のお勤めの状況を伺えますか」 |
| 次の入社まで年月が空く | その期間に別の仕事をしていたか | 「職歴の記載に補足したいご経験はありますか」 |
| 在籍期間が重なる | 兼業か、記載の誤りか | 「この時期は両方のお仕事をされていましたか」 |
| 直近の退職から記載がない | 現在の活動と開始できる時期 | 「今はどのようなお仕事をお探しですか」 |
理由を聞く範囲
質問の目的を求人の提案や書類の記載確認に置きます。「なぜこんなに空いたのですか」と説明を求めるより、「今後の仕事選びで配慮したい条件はありますか」と聞けば、現在必要な情報を確認できます。
厚生労働省は公正な採用選考の観点から、職務の適性・能力に関係のない家族や生活環境などを把握しないよう示しています。育児、介護、療養などの理由を想定して質問を広げず、本人が話さない事情を推測して記録しないでください。
面談の会話例
以下は架空の会話です。相談の目的を確認してから、年月と現在の希望を聞きます。空白期間の事情を説明することを、相談の条件にしないようにします。
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| 場面 | 架空の会話例 |
|---|---|
| 年月の確認 | 「書類では3月に前のお仕事を終えたとあります。この理解で合っていますか」 |
| 現在の希望 | 「次はいつごろから、どのくらいの勤務時間で働きたいとお考えですか」 |
| 記載の補足 | 「期間中のご経験で、応募書類に加えたいものがあれば教えてください。詳しい事情までお話しいただく必要はありません」 |
| 話したくない場合 | 「承知しました。今後のお仕事に関するご希望を中心に確認します」 |
| 応募先への説明 | 「応募先に伝える内容は、この表現で差し支えないか一緒に確認できますか」 |
本人の発言と記録
本人が自発的に話した内容でも、すべてをCRMや共有シートに残す必要はありません。健康・病歴等の情報は要配慮個人情報に当たり得ます。取得・保存・共有の必要性や取扱条件を確認し、診断名や家族の事情を一般の対応メモへ無制限に書かないでください。
架空の記録例です。「職歴年月は本人確認済み。11月下旬から就業希望。勤務は平日9〜17時を希望。期間中の事情は推薦文に記載しない方針を本人と確認」。必要な就業条件を残し、聞いていない理由や担当者の推測を加えません。求人側に伝える範囲は本人と確認し、閲覧権限も限定します。
求人提案と応募書類
空白期間の長さを一律の評価点にせず、求人に必要な仕事ができるか、本人が希望する働き方と合うかを確認します。技術や手順の変化が気になる場合は、業務に関係する内容を具体的に確認し、再研修や入社後の支援があるかを求人企業に聞きます。
応募書類に説明を加える場合も、学習・仕事・活動等の事実を本人に確かめます。「空白を埋めるため」に架空の活動を書いたり、私生活の詳細を推薦文に足したりしません。本人が説明を希望しない事項を、担当者だけの判断で応募先へ伝えないでください。
出典・確認資料
よくあるご質問
退職年月が空欄なら在職中と判断してよいですか?
判断できません。未記入の可能性もあるため、現在の就業状況を本人に確認します。未確認のまま在職中・離職中のどちらかをCRMに確定登録しないでください。
空白期間の理由を答えたくないと言われたらどうしますか?
回答を迫らず、就業開始時期や勤務時間など仕事選びに必要な希望を聞きます。応募書類や推薦文で伝える必要がある内容は、目的と範囲を説明して本人と相談します。
空白期間が長ければ送客の非課金対象になりますか?
当社の規約では、職歴の空白期間は非課金の事由に含まれていません。経歴の評価と課金の確認を分け、規約に記載された条件に照らして確認してください。
