1. 届くデータ(5項目)
まず「何が届くか」を、サンプルの実物で確認します。項目表だけ見せられて実際は空欄が多い、というのがいちばん起きやすい齟齬です。ダミーではなく、実際に送客された1件(個人情報をマスクしたもの)を見せてもらってください。受け取ったあとの保管と記録の義務については受け取る側の確認・記録義務で解説しています。
- 氏名・ふりがな・電話番号・メールアドレスが揃っているか(片方だけの事業者もある)
- 居住地は都道府県までか、郵便番号・住所まで入るか
- 学歴・職歴が構造化されて入るか、フリーテキスト1行だけか
- 保有資格が取得年月まで入るか
- 職務要約・自己PRなど本人が書いた本文が付くか
2. 同意の取り方(4項目)
同意の設計は法令対応であると同時に、通電率に直結します。提供先を一覧でまとめて表示して同意させる画面は、同意数は増えますが求職者側は提供先を覚えていません。かかってきた電話が誰からか分からず警戒されるため、そのぶん通電率が落ちます。
- 同意画面の実物(スクリーンショット)を見せてもらえるか
- 1画面1社か、複数社の一括同意か
- 同意日時と提供先の記録が残っているか、保存期間は何年か
- 本人から削除・停止の申し出があったときの連絡先と手順が決まっているか
3. 課金と非課金(5項目)
非課金(返金)の条件は事業者ごとにいちばん差が出ます。「重複は非課金」と書いてあっても、重複の期間が1週間なのか1ヶ月なのかで実際の返金額は変わります。申請期限が短いと、気づいたときには締まっていることも起きます。
- 重複の定義(同一人物の判定キーと、何日以内なら重複とみなすか)
- 連絡先不備の定義(電話とメールの両方が不通で非課金か、片方でよいか)
- 条件不一致(指定したセグメント外が届いた場合)の扱い
- 非課金の申請方法と期限(当社は管理画面から翌月2営業日13時まで)
- 最低出稿金額と、未消化分の請求・繰越の有無
4. 流量の調整(3項目)
架電のキャパシティを超えて届くと、通電率が落ちて単価だけが上がります。1日あたりの上限を自社で設定できるかは、月次の成果に直接効きます。
- 1日あたり・月あたりの上限件数を自社で設定・変更できるか
- 受信条件(職種・エリア・年齢・資格)の変更がいつから反映されるか
- 一時停止ができるか、その申請から停止までの時間
5. 契約と解約(3項目)
最低契約期間と、条件変更の反映タイミングを確認します。テストのつもりで始めて半年縛りだった、という事故を防ぐためです。締切の数え方と、解約より先に効く調整は解約と条件変更の締切設計にまとめています。
- 最低契約期間と、その後の更新単位
- 解約の申し出期限(何日前までか)
- 単価や受信条件の変更が、当月から反映されるか翌月からか
よくあるご質問
チェックリストのうち、優先して確認すべき項目はどれですか?
「同意画面の実物」と「非課金の定義と申請期限」の2つです。前者は通電率を、後者は実質単価を決めます。この2つを書面やスクリーンショットで確認できない事業者は、運用が詰められていない可能性が高いと考えています。
送客データのサンプルは、契約前でも見せてもらえますか?
個人情報をマスクした形であれば、多くの事業者が提示できます。求職者送客クラウドでは、資料請求いただいた方に実際の項目構成のサンプルをお送りしています。

